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珠洲市〜親不知

3日目 石川県〜新潟県


草木も眠る丑三つ時、
車体の下から何やらゴソゴソとの音にて目が覚める事に。
「何だ?」ドアを開けると、下からサッと何かが出てくる。
ねこ、猫、二匹の猫がいた・・・いや、いやがった。
何故にこんな所に猫が?
何で車体の下で運動会をしているの?
ちょっと離れた所にチョコンと座って、こっちを見ている
猫の姿にはかなりムカついた。
結局午前2時頃にアホな猫に起こされて、
日が出るまでウトウトするも眠れずに朝を迎える。

「さ〜て、今日も走るか!」
幸運な事に、日本海から朝日を拝める事が出来た。
再び車を走らせ、国道249号線を
能登半島のてっぺんに向かう。

曽々木海岸を過ぎて少し走ると、
国道249号線は半島の先っぽを横断するようになるので
一般道路28号線へと入って行く。
朝からず〜と
雄大な日本海を眺めながらの運転、気分は上々!
と、何やら看板があり止まってみた。
「能登半島国定公園 木ノ浦健民休暇村」と書かれていた。
ついでに写真を1枚撮ってみる事に。
一般道路28号線(大谷狼煙飯田線)にて。

もともと交通量などは無いんだろうなぁ、
まして早朝、行き交う物など何も無く、
たまに見かけたのは、空を優雅に飛んでいる
大型の鳥(トビ?)ぐらい。
この鳥、路上にて餌でも捜していたんだろうか?
走行中に数回、近くで見ることが出来た。
写真の技術が未熟な為に見えにくいが、
木の看板には、木ノ浦海中公園と書かれている。

木ノ浦岬とシャク崎に挟まれた木ノ浦海岸。
その海中は国定特別保護地区に指定され、
透明度の高い海水とホンダワラをはじめ海中動植物の宝庫。
キャンプ場や公園、展望台などが整備されているとの事。

数台しか駐められない駐車場の直ぐ前が海。
シャワー、更衣室の設備もある眺めのいい海岸。
「ここが半島のてっぺんにある神社だろうな。」
「道路を隔てればそこは海」にある須須神社を過ぎて
ほんの僅か走ると粟津の海岸がある。

季節は夏、ましてお盆というのに誰も居ない海岸。
砂浜には多くのカモメが陸側を向いて
くつろいでいる姿が愛らしい。
車を適当な所に駐めて、ここで自分もくつろぐ事にした。
日本海沿いの誰も居ない砂浜を歩く、
潮風を受けながら。
「気持ちいい!」

どこかの海岸とは比べものにならない程
海水が透き通っていて
波打ち際などはエメラルドブルー。
で、こんな日もあろうかと思い
以前に近所のホームセンターで買っておいた
チェアーを車から出す事に。

ここまで来るのに
殆どの時間を運転していたので
足を思いっきり伸ばしての姿勢の気持ちいい事。
ついでに、昨日公衆トイレの水道を使い、
水洗いしたTシャツを車に干す事に。

お昼頃まで海を眺めながら、ボ〜っとしていた。
何て言えばいいんだろうか?
ただ、心の底から癒された思いがする。
充実した時を過ごした後、
再び車を走らせる。
ガソリンも残り少なくなってきた為
珠洲市蛸島町にて給油をする事に。

店員に聞いてみた。
「リッターいくら?」と。
「136円です。」との回答があり思わず「エッ、」と
聞き返した程。
「高いね〜、埼玉では123円だよ」
「すいません、輸送費などもかかるもんで」と店員。
べつに謝れても困るが。
スタンドを出るときに団扇をもらったのは
ちょっと嬉しかった。
市街地はいいんだけれど、
ちょっとはずれると、たばこの自動販売機など無く
まして、コンビニなどは無い所。
タイミング良く?たばこが切れたので
やっと見つけた渋いタバコ屋さん。

田中商店の看板には電話番号が載っていて
見てみると0087だけ・・・
これで通じるのか?電話かけられるのか?
しばし国道249号線を走った後に
一般道路34号線に入ってみた。

この道、車1台分位の道幅の所がかなり多く、
まして34号線の標識など立っておらずに
「これでいいのか?」の思いが続く事に。
おまけに雨、強風も吹いてくるし・・・
押水町にて再び国道249号線に。

能登島にも寄って行こうと考えたんだけれど、
余りにも観光、観光になってしまう為にパス。
いつでも自分は、どこかに行く時は
観光って名目ではなく、見聞を広める為と思っている。
(ほとんど観光って感じだが・・・)

七尾市内からは国道160号線へ。


(写真は七尾駅前)
国道160号線の海沿いにある
道の駅「いおり」にて休憩する事に。

運転、運転、運転の連続のこの旅、
これだけ運転していると腰も痛くなってくる。
おまけにバカ猫に朝も早から起こされた身、
疲れがピークに・・・
車を降りて、自動販売機にてコーヒーを買い
ベンチに座りたばこを吸っていると
ふと思い出した事があった。
「あっ、禄剛崎の灯台行ってないや・・・」
かなりの失敗をした・・・みんなバカ猫のせいだ!
ちょこんと座っている猫の、憎たらしい姿を再び思い出す。
疲れた時は甘い物、
売店にて「七っ尾」なるようかんを購入!
これ、ようかんの中にゴボウが入っている
珍しい食べ物。

けっこう美味しかった。

「出来るだけ自宅に近づこう」が
一応のこの日の予定。

氷見市を過ぎ、高岡市にて
国道160号線から国道8号線へと進路を変える。
写真は雪国の交差点によくある
歩行者、自転車などが通る地下道への建物。

国道8号線は入善町まで
片側2車線の広いみち。
信号機のタイミングも良くて、皆様70〜80キロと
スピードを出している。「ん〜、いい道だ!」
深夜になっても、信号が変わるタイミングが
悪く、止まってばっかりの国道とは大違い。
トンネルを過ぎ、少し走ると富山県から新潟県。

雨は降ってくるは、眠気はさしてくるは
クタクタな状態にて道の駅「ピアパーク」を目指す。
「早く寝たい」
この時は、ただそれだけの思いで運転する。
あれ、この亀ライトアップなんかしてたっけ?

5月に車内泊をした事のある道の駅「ピアパーク」
以前とはちょっと何かが違う・・・
浜辺には海の家が建っており、
パーク内にはテントを張って居る奴らや、
バギーを乗って遊んでいるヤンキー娘など
かなりやかましかった。
気温も28度と高温な為、やかましすぎる為に
歯をみがき、ついでにシャンプーしてこの場を去ることに。

結局、糸魚川から国道158号線へと入り、
姫川渓谷沿いにて車内泊をする。

もう3日も風呂に入っていない・・・「まっ、いいか。」


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