恐山

死者の御霊を呼び、口寄せ(口うつし)を行なうイタコがいる霊場として有名な
日本三大霊場の一つが「恐山」です。
この山は、下北半島の中央にそびえる霊峰として、
貞観4年(862年)慈覚大師円仁によって地蔵尊を建立したのが始まりとされています。
寺名は恐山菩提寺(円通寺)。本尊は、延命地蔵菩薩です。


むつ市内 国道279号線からむつ市内に入ると、
県道4号線の案内板があり、
大きく「恐山」と書かれているので、道に迷う
事はないと思います。

市内を過ぎると山道に変わっていきます。
途中道沿いにある
「恐山冷水」に立ち寄ってみました。

ここが俗界と霊界の別れで、冷水を1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲め ば死ぬまで若返るという不思議な水と言われています。
名の通り冷たい水でした。

道路の向かいには、かなり目立たない
公衆トイレもありました。
恐山冷水
山恐場霊 先に少し進むと
金色で書かれた「山恐場霊」の文字が
上の方に見えてきます。
そして、この辺りから硫黄臭に感づいて
来る事でしょう。

ちょうどこの日はモヤっていて、
如何にも霊界に行くぞっていう
感情が高ぶり、ワクワクしたのを覚えています。
宇曽里山湖が左手に見え、
三途の川を渡る橋を越えると直ぐに
だだっ広い駐車場があります。

総門の脇にて入山料500円を払い中へと。
因みに開山期間が毎年5月1日〜10月31日、
開山時間が午前6時〜午後6時
となっていました。
恐山 ツンとくる硫黄の匂い、
岩肌から噴出している火山ガス。
慈覚大師円仁がこの一帯を
地獄と感じたのもうなずけます。

この地には
数々の石像、積み上げた石の上に風車、
そしてカラスの多さなど
独特の雰囲気が漂ってきます。
緑が立ちこめる所には、マムシ注意の看板があり個人的にはそれが一番怖かったです。
湖をとりまく白砂の浜、「極楽浜」です。
もし自分が、最初にこの地を
訪れても、同じように感じる事でしょう。

「人が死ねばお山に行く」と言う
素朴な信仰、祈りが伝えられてきたのも
わかるような気がします。
極楽浜
山門をくぐると参道脇に
左側--「古滝の湯」(女)、「冷抜の湯」(男)、
右側--「薬師の湯」(社務所用)があり、
混浴が「花染の湯」で良いと思います。

--泉質 硫化水素含有酸性緑ばん泉--
--効能 神経痛、リウマチ、胃腸病--
(朝方だった為に、入っていませんので。)

入山料500円を払えば
誰でも入る事が出来ます。