![]()
![]()
| 番号 |
山名 |
寺名 |
本尊 |
| 第一番 | 誦経山 | 四萬部寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第二番 | 大棚山 | 真福寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第三番 | 岩本山 | 常泉寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第四番 | 高谷山 | 金昌寺 | 十一面観世音菩薩 |
| 第五番 | 小川山 | 長興寺(語歌堂) | 准胝観世音菩薩 |
| 第六番 | 向陽山 | 卜雲寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第七番 | 青苔山 | 法長寺 | 十一面観世音菩薩 |
| 第八番 | 清泰山 | 西善寺 | 十一面観世音菩薩 |
| 第九番 | 明星山 | 明智寺 | 如意輪観世音菩薩 |
| 第十番 | 万松山 | 大慈寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第十一番 | 南石山 | 常楽寺 | 十一面観世音菩薩 |
| 第十二番 | 仏道山 | 野坂寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第十三番 | 旗下山 | 慈眼寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第十四番 | 長岳山 | 今宮坊 | 聖観世音菩薩 |
| 第十五番 | 母巣山 | 少林寺 | 十一面観世音菩薩 |
| 第十六番 | 無量山 | 西光寺 | 千手観世音菩薩 |
| 第十七番 | 実正山 | 定林寺 | 十一面観世音菩薩 |
| 第十八番 | 白道山 | 神門寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第十九番 | 飛淵山 | 龍石寺 | 千手観世音菩薩 |
| 第二十番 | 法王山 | 岩ノ上堂 | 聖観世音菩薩 |
| 第二十一番 | 要光山 | 観音寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第二十二番 | 西陽山 | 栄福寺(童子堂) | 聖観世音菩薩 |
| 第二十三番 | 松風山 | 音楽寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第二十四番 | 光智山 | 法泉寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第二十五番 | 岩谷山 | 久昌寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第二十六番 | 万松山 | 円融寺(岩井堂) | 聖観世音菩薩 |
| 第二十七番 | 竜河山 | 大淵寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第二十八番 | 石竜山 | 橋立堂 | 馬頭観世音菩薩 |
| 第二十九番 | 笹戸山 | 長泉院 | 聖観世音菩薩 |
| 第三十番 | 瑞龍山 | 法雲寺 | 如意輪観世音菩薩 |
| 第三十一番 | 鷲窟山 | 観音院 | 聖観世音菩薩 |
| 第三十二番 | 般若山 | 法性寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第三十三番 | 延命山 | 菊水寺 | 聖観世音菩薩 |
| 第三十四番 | 日沢山 | 水潜寺 | 千手観世音菩薩 |
![]()
---秩父礼所の観音さま---
| 聖観世音菩薩 | 観音様の基本的な形を聖観音と呼ぶ。 顔がひとつ、手が二本と、普通の人間の形をとっている。 頭には宝冠をかぶり、冠の正面に化仏(小さい阿弥陀如来像)を付けている。 胸には瓔珞(鎖状の胸飾り)を飾るものもあり、腕輪をするものもある。 手には水瓶(けがれを浄める水)や蓮華の蕾(蕾は人の心にある仏性を表す) を持っている事が多い。 人気がある菩薩だけに、さまざまな観音が生まれ、それらと区別する意味でで 聖(正)観音と言われるようになった。 |
| 十一面観世音菩薩 | 本面と合わせて十一個の顔がある。 菩薩の顔、怒りを表した顔、牙を出している顔、あざけり笑っている顔、 そして如来の顔があり、像によって数が若干違う。 顔が全方向に向き、世のすみずみまで見通して我々を救って くださるという観音の特性を表現している。 腕は二本だが、四本のものもあり、連華や錫杖(棒の先に環がいくつも付いた杖)を持つこともある。 |
| 千手観世音菩薩 | 全身に無数の手と眼を持ち、千の慈眼で衆生を救うという。 千というのは無数にあるという抽象的な意味で、必ずしも千本ということではない。千手千眼観音といわれるように、手のひらに目があることになっている。 千手観音を口にしただけで、迷いをはらい、病気も治すと、 慈悲は無限であることを表現。 平安時代後期から強大な人気がでた。 |
| 如意輪観世音菩薩 | 手に宝珠(願いが叶う宝石玉)と法輪(車の輪のように回転して仏教が広まる ことをイメージしたもの)を持ち、右膝を立てて座っている。 一面六臂(手が六本)像なので、他の手で連華や念珠なども持っている。 この観音様は、如意宝珠を使って、苦悩をはらい、富や力や知恵を 思いのままに授けてくれるという。二臂や四臂もある。 |
| 馬頭観世音菩薩 | 頭上に馬の頭を頂き、顔は忿怒の形相。 ほかの観音さまと随分違い、三面二臂、三面八臂、四面八臂などがある。 馬は魔を下す威力を象徴してるといい、病魔退散など悪趣を 断つことを本願とする。 馬は武士の乗り物として大切だったから、鎌倉時代には 武士の信仰があつく、江戸になると民間信仰と結びつき、農耕のための馬の 守護尊、さらには家畜の守り本尊となった。 |
| 准胝観世音菩薩 | インドのチュンディーからきているといわれ、チュンディーはインドの女神、 もしくは巫女が起源と考えられている。 姿は一面三眼十八臂が普通。顔は優しく、心の清らかさを表現して 仏母と呼ばれる。過去の無数の仏を生んだといわれる。 安産や子受けの観音様として信仰を集めている。 |
※参考資料 山と渓谷社 秩父三十四ヶ所を歩く