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---秩父三十四ヶ所 一覧---

番号

山名

寺名

本尊

第一番 誦経山 四萬部寺 聖観世音菩薩
第二番 大棚山 真福寺 聖観世音菩薩
第三番 岩本山 常泉寺 聖観世音菩薩
第四番 高谷山 金昌寺 十一面観世音菩薩
第五番 小川山 長興寺(語歌堂) 准胝観世音菩薩
第六番 向陽山 卜雲寺 聖観世音菩薩
第七番 青苔山 法長寺 十一面観世音菩薩
第八番 清泰山 西善寺 十一面観世音菩薩
第九番 明星山 明智寺 如意輪観世音菩薩
第十番 万松山 大慈寺 聖観世音菩薩
第十一番 南石山 常楽寺 十一面観世音菩薩
第十二番 仏道山 野坂寺 聖観世音菩薩
第十三番 旗下山 慈眼寺 聖観世音菩薩
第十四番 長岳山 今宮坊 聖観世音菩薩
第十五番 母巣山 少林寺 十一面観世音菩薩
第十六番 無量山 西光寺 千手観世音菩薩
第十七番 実正山 定林寺 十一面観世音菩薩
第十八番 白道山 神門寺 聖観世音菩薩
第十九番 飛淵山 龍石寺 千手観世音菩薩
第二十番 法王山 岩ノ上堂 聖観世音菩薩
第二十一番 要光山 観音寺 聖観世音菩薩
第二十二番 西陽山 栄福寺(童子堂) 聖観世音菩薩
第二十三番 松風山 音楽寺 聖観世音菩薩
第二十四番 光智山 法泉寺 聖観世音菩薩
第二十五番 岩谷山 久昌寺 聖観世音菩薩
第二十六番 万松山 円融寺(岩井堂) 聖観世音菩薩
第二十七番 竜河山 大淵寺 聖観世音菩薩
第二十八番 石竜山 橋立堂 馬頭観世音菩薩
第二十九番 笹戸山 長泉院 聖観世音菩薩
第三十番 瑞龍山 法雲寺 如意輪観世音菩薩
第三十一番 鷲窟山 観音院 聖観世音菩薩
第三十二番 般若山 法性寺 聖観世音菩薩
第三十三番 延命山 菊水寺 聖観世音菩薩
第三十四番 日沢山 水潜寺 千手観世音菩薩






---秩父礼所の観音さま---


聖観世音菩薩 観音様の基本的な形を聖観音と呼ぶ。
顔がひとつ、手が二本と、普通の人間の形をとっている。
頭には宝冠をかぶり、冠の正面に化仏(小さい阿弥陀如来像)を付けている。
胸には瓔珞(鎖状の胸飾り)を飾るものもあり、腕輪をするものもある。
手には水瓶(けがれを浄める水)や蓮華の蕾(蕾は人の心にある仏性を表す)
を持っている事が多い。
人気がある菩薩だけに、さまざまな観音が生まれ、それらと区別する意味でで
聖(正)観音と言われるようになった。
十一面観世音菩薩 本面と合わせて十一個の顔がある。
菩薩の顔、怒りを表した顔、牙を出している顔、あざけり笑っている顔、
そして如来の顔があり、像によって数が若干違う。
顔が全方向に向き、世のすみずみまで見通して我々を救って
くださるという観音の特性を表現している。
腕は二本だが、四本のものもあり、連華や錫杖(棒の先に環がいくつも付いた杖)を持つこともある。
千手観世音菩薩 全身に無数の手と眼を持ち、千の慈眼で衆生を救うという。
千というのは無数にあるという抽象的な意味で、必ずしも千本ということではない。千手千眼観音といわれるように、手のひらに目があることになっている。
千手観音を口にしただけで、迷いをはらい、病気も治すと、
慈悲は無限であることを表現。
平安時代後期から強大な人気がでた。
如意輪観世音菩薩 手に宝珠(願いが叶う宝石玉)と法輪(車の輪のように回転して仏教が広まる
ことをイメージしたもの)を持ち、右膝を立てて座っている。
一面六臂(手が六本)像なので、他の手で連華や念珠なども持っている。
この観音様は、如意宝珠を使って、苦悩をはらい、富や力や知恵を
思いのままに授けてくれるという。二臂や四臂もある。
馬頭観世音菩薩 頭上に馬の頭を頂き、顔は忿怒の形相。
ほかの観音さまと随分違い、三面二臂、三面八臂、四面八臂などがある。
馬は魔を下す威力を象徴してるといい、病魔退散など悪趣を
断つことを本願とする。
馬は武士の乗り物として大切だったから、鎌倉時代には
武士の信仰があつく、江戸になると民間信仰と結びつき、農耕のための馬の
守護尊、さらには家畜の守り本尊となった。
准胝観世音菩薩 インドのチュンディーからきているといわれ、チュンディーはインドの女神、
もしくは巫女が起源と考えられている。
姿は一面三眼十八臂が普通。顔は優しく、心の清らかさを表現して
仏母と呼ばれる。過去の無数の仏を生んだといわれる。
安産や子受けの観音様として信仰を集めている。

※参考資料   山と渓谷社 秩父三十四ヶ所を歩く


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